グランドライン前半の海を「楽園」と呼ぶ事について
2014.08.17 07:52|ワンピース考察(ラフテル)|
“魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)”
それは ココロが言うに、
ここで言う 「楽園」 とは?
“魚人島”の事であります。
海底の楽園が 魚人島です。
じゃあ、 地上の楽園があるなら、
それは どこにあるのでしょうか?
いや、
どこにあった? と言うべきなのかも。
それは ココロが言うに、
との事。“楽園”へ到達する為に
必ず通る事になる海域ら (第435話)
ここで言う 「楽園」 とは?
“魚人島”の事であります。
海底の楽園が 魚人島です。
じゃあ、 地上の楽園があるなら、
それは どこにあるのでしょうか?
いや、
どこにあった? と言うべきなのかも。
そこへ到達するにも
やはり 三角地帯がカギを握るのでしょうか?
今回は「楽園」について考えてみましょう。
ONE PIECE作中に 「楽園」は 数あれど、
オーナーゼフが教えてくれたと言う、
あくまで 一般的には、 です。
ここで語られていた
グランドライン=楽園 なのですが、
前半の海に限られる と されています。
ちょっと長いですが
第594話のナレーションを。
グランドラインに入る前のルフィに向かって
ゼフが 「楽園」だと 教えていたのは、
前半の海など まだまだ「楽園」だぞ。
「海賊の墓場」の異名は
後半の “新世界”に入ってからなんだぜ。
こういう意味だったのでしょうか?
ユースタス・キッドが “新世界”で出会った海賊。
彼らは 帰らせてくれと懇願していました。
“楽園(パラダイス)”へ と。
前半の海とは 桁違いの “新世界”。
集う者達、異常なる気候、海流、磁気。
思い返せば 「楽園」だったな、と。
でもね?
私は ある仮説を立ててみたんです。
遥か昔、 グランドラインは 確かに「楽園」、
いわば 楽園への海と 呼ばれていたのではないか?
4つの海からすればです。
その中でも 前半の海こそが 「楽園」の海であり、
後半の海も 言葉通り
未知なる新天地という意味で “新世界”と呼ばれていた。
しかし ある時代から 意味が変わってしまった。
それは、前半の海にあった 「楽園」が消失したから。
楽園の地があったから 前半の海は「楽園」だったのに、
あるべき楽園の地が失われた為、
人々は意味を取り違え 納得する様になった。
“新世界”に比べれば なるほど 楽園の様な海だ、と。
本来は 楽園の地が存在する海であり
それを目指す航海者が
グランドラインを 「楽園」だと 言い合っていたのに。
この 楽園の地 こそ、
オハラのクローバー博士の言っていた
ある巨大な王国 だとすれば どうだろう?
楽園とは何か?
それは理想郷ともされる地の事。
平和と繁栄、 そして幸福のみ存在する地であり、
最も神聖な場所とも考えられている。
また、 エデンの園とも結びつけられる場所。
ある王国の思想が どんなモノかは分からないが、
もしも
奴隷や人買いの文化が存在した時代に
それを否定する思想を持つ国があったとすれば、
人は どの様に言い伝えただろうか?
平和、 そして繁栄。
私は ある巨大な王国に理想郷を見るんです。
翻って ゼフの言葉なのだが、
彼は 新世界堕ちの海賊の言葉のみを
あの時 ルフィに紹介したのでしょうか?
でもね、
ゼフにとっても グランドラインは
「楽園」に他ならないと思うんです。
どこの事を指して
彼が オールブルーの可能性を見たのかは不明。
しかし、
オールブルーというのは
海のコックにとって 楽園なんです。
ゼフにとっても オールブルーは楽園であり、
同じく
オールブルーのあるらしいグランドラインも楽園でしょう。
富・名声・力
それらを求める者達にとって
グランドライは楽園であり、
ある巨大な王国が もしも、
伝説の黄金都市と つながりがあるなら、
もしも、
月とつながり 高度な文明を有していたなら、
そして、
古代兵器の秘密を握っていたなら、
さらに先に書いた
王国の思想が その時代 理想的だったのなら。
そこは 人魚達の戯れる海底の楽園とは
また違った 楽園と言えるのではないでしょうか。
人々を駆り立てる 夢の楽園。
そんな、 人間の さまざまな欲求を満たす国(島)が
グランドライン前半に存在したからこそ、
その海を 「楽園」と 人は呼んでいた。
しかし、 楽園の地(ある巨大な王国)は消えた。
よって、
「楽園」という前半の海の呼び名だけが 独り歩きし、
ある者は 後半の海との格差の表現に利用し
ある者は かつての楽園とは違う夢を託し、
今に至っているのではないかと 考えるんです。
前半の海で ある巨大な王国の場所は良いのか?
こういった 質問があるでしょうが、
ある巨大な王国という楽園には
そうそう辿り着けるモノではなかったと考えています。
要するに、
グランドライン前半の 「楽園」と呼ばれる海の、
どこかに 楽園の地は存在した。
でも、 探せど探せど辿り着けない。
遥か遥か昔から
存在すれど辿り着けない伝説の島だったのが、
ラフテルであり、
この場所こそが ある巨大な王国の存在した地。
すなわち 楽園ではないでしょうか???
なぜ 辿り着けないのかは 以前 考察しました。
記録指針(ログポース)が 指さない島である事。
その理由は
青色の星には無い鉱物の存在。
いわゆる 月の石の存在がカギを握るのでは、と。
だから、
ゼフの 楽園発言というのは
“新世界”突入に対する伏線に止まらず、
さらに 最終盤に明らかにされる
ラフテルの存在する海への伏線でもあった。
こういう風になるんじゃないかと思うんです。
なぜなら、
空白の100年の頃に滅びたという王国があり、
どうも ラフテルと関係してそうだぞ、と。
確かに ラフテルのある場所は、
グランドラインの最終地点と言われています。
黄金都市シャンドラのモデルは
アステカ文明や マヤ文明だと思われ、
新大陸アメリカってイメージも強く
“新世界”という海に求めるのも理解できます。
でも、 なんです。
海軍本部が場所を移動しました。
これまでの前半の海ではなく、
“新世界”の RED RINEを挟んだ位置に。
これは 何を意味しているのでしょうか?
新元帥サカズキの覚悟ではなく、です。
世界会議(レヴェリー)が今年あるから?
それもあるでしょうね。
やっぱ 迎え撃つんでしょ?
「楽園」と呼ばれる 前半の海に戻さない様に。
そういった展開が待っているからこそ
海軍本部の位置を変えたんだと思うんです。
魚人島とジョイボーイの事もあります。
滅ぼすと予言されていたルフィが戻るのは明らか。
魚人島の手前で 海軍は待ち受ける必要があるのでしょう。
そして、
前半の 「楽園」と呼ばれる海には、
冒頭の 海底の楽園(魚人島)に行く為に
必ず 通らなければならないという
フロリアン・トライアングルと同様の
三角地帯が存在しています。
この海域こそ、
地上の楽園と 仮に名付ける
かつての巨大な王国であり、
ラフテルへと至る三角地帯ではないか?
こう考えるんです。
続けて考えたいと思います!
地上の楽園というべき場所(島)はあったと思うんです。
それが 消失した ある巨大な王国であり、
伝説の島であるラフテルと絡んでるのだと。
それがあった場所、 その海ってのが、
世界の中の グランドラインという海であり、
だからこそ グランドラインを楽園と呼ぶ者がいる。
また、
グランドラインの中でも 前半の海こそが
楽園のあった場所だからこそ
グランドライン前半の海を楽園と呼ぶのだと思うんです。
ある巨大な王国という 楽園の名残が
海の呼び名として 知らず知らず伝説と結び付きつつも、
今は跡形も消えてしまった為に
後半の海に比べての楽園という
新たな解釈としての呼び名に なってしまっている。
ありがとうございました!!!
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オーナーゼフが教えてくれたと言う、
これ!“偉大なる航路(グランドライン)”を
『楽園』と呼ぶ奴もいるんだと!! (第69話)
あくまで 一般的には、 です。
ここで語られていた
グランドライン=楽園 なのですが、
前半の海に限られる と されています。
ちょっと長いですが
第594話のナレーションを。
一度でも “新世界”に
足を踏み入れた猛者達は
“偉大なる航路(グランドライン)” 前半の海を
口を揃えて こう呼ぶ-
「あの海は“楽園(パラダイス)”だった」 (第594話)
グランドラインに入る前のルフィに向かって
ゼフが 「楽園」だと 教えていたのは、
前半の海など まだまだ「楽園」だぞ。
「海賊の墓場」の異名は
後半の “新世界”に入ってからなんだぜ。
こういう意味だったのでしょうか?
ユースタス・キッドが “新世界”で出会った海賊。
彼らは 帰らせてくれと懇願していました。
“楽園(パラダイス)”へ と。
前半の海とは 桁違いの “新世界”。
集う者達、異常なる気候、海流、磁気。
思い返せば 「楽園」だったな、と。
でもね?
私は ある仮説を立ててみたんです。
遥か昔、 グランドラインは 確かに「楽園」、
いわば 楽園への海と 呼ばれていたのではないか?
4つの海からすればです。
その中でも 前半の海こそが 「楽園」の海であり、
後半の海も 言葉通り
未知なる新天地という意味で “新世界”と呼ばれていた。
しかし ある時代から 意味が変わってしまった。
それは、前半の海にあった 「楽園」が消失したから。
楽園の地があったから 前半の海は「楽園」だったのに、
あるべき楽園の地が失われた為、
人々は意味を取り違え 納得する様になった。
“新世界”に比べれば なるほど 楽園の様な海だ、と。
本来は 楽園の地が存在する海であり
それを目指す航海者が
グランドラインを 「楽園」だと 言い合っていたのに。
この 楽園の地 こそ、
オハラのクローバー博士の言っていた
ある巨大な王国 だとすれば どうだろう?
楽園とは何か?
それは理想郷ともされる地の事。
平和と繁栄、 そして幸福のみ存在する地であり、
最も神聖な場所とも考えられている。
また、 エデンの園とも結びつけられる場所。
ある王国の思想が どんなモノかは分からないが、
もしも
奴隷や人買いの文化が存在した時代に
それを否定する思想を持つ国があったとすれば、
人は どの様に言い伝えただろうか?
平和、 そして繁栄。
私は ある巨大な王国に理想郷を見るんです。
翻って ゼフの言葉なのだが、
彼は 新世界堕ちの海賊の言葉のみを
あの時 ルフィに紹介したのでしょうか?
でもね、
ゼフにとっても グランドラインは
「楽園」に他ならないと思うんです。
どこの事を指して
彼が オールブルーの可能性を見たのかは不明。
しかし、
オールブルーというのは
そんな海域があれば
そりゃあ 海のコックにとっちゃ
たまらねェ楽園だろうよ (第56話)
海のコックにとって 楽園なんです。
ゼフにとっても オールブルーは楽園であり、
同じく
オールブルーのあるらしいグランドラインも楽園でしょう。
富・名声・力
それらを求める者達にとって
グランドライは楽園であり、
ある巨大な王国が もしも、
伝説の黄金都市と つながりがあるなら、
もしも、
月とつながり 高度な文明を有していたなら、
そして、
古代兵器の秘密を握っていたなら、
さらに先に書いた
王国の思想が その時代 理想的だったのなら。
そこは 人魚達の戯れる海底の楽園とは
また違った 楽園と言えるのではないでしょうか。
人々を駆り立てる 夢の楽園。
そんな、 人間の さまざまな欲求を満たす国(島)が
グランドライン前半に存在したからこそ、
その海を 「楽園」と 人は呼んでいた。
しかし、 楽園の地(ある巨大な王国)は消えた。
よって、
「楽園」という前半の海の呼び名だけが 独り歩きし、
ある者は 後半の海との格差の表現に利用し
ある者は かつての楽園とは違う夢を託し、
今に至っているのではないかと 考えるんです。
前半の海で ある巨大な王国の場所は良いのか?
こういった 質問があるでしょうが、
ある巨大な王国という楽園には
そうそう辿り着けるモノではなかったと考えています。
要するに、
グランドライン前半の 「楽園」と呼ばれる海の、
どこかに 楽園の地は存在した。
でも、 探せど探せど辿り着けない。
遥か遥か昔から
存在すれど辿り着けない伝説の島だったのが、
ラフテルであり、
この場所こそが ある巨大な王国の存在した地。
すなわち 楽園ではないでしょうか???
なぜ 辿り着けないのかは 以前 考察しました。
記録指針(ログポース)が 指さない島である事。
その理由は
青色の星には無い鉱物の存在。
いわゆる 月の石の存在がカギを握るのでは、と。
だから、
ゼフの 楽園発言というのは
“新世界”突入に対する伏線に止まらず、
さらに 最終盤に明らかにされる
ラフテルの存在する海への伏線でもあった。
こういう風になるんじゃないかと思うんです。
なぜなら、
空白の100年の頃に滅びたという王国があり、
どうも ラフテルと関係してそうだぞ、と。
確かに ラフテルのある場所は、
グランドラインの最終地点と言われています。
黄金都市シャンドラのモデルは
アステカ文明や マヤ文明だと思われ、
新大陸アメリカってイメージも強く
“新世界”という海に求めるのも理解できます。
でも、 なんです。
海軍本部が場所を移動しました。
これまでの前半の海ではなく、
“新世界”の RED RINEを挟んだ位置に。
これは 何を意味しているのでしょうか?
新元帥サカズキの覚悟ではなく、です。
世界会議(レヴェリー)が今年あるから?
それもあるでしょうね。
やっぱ 迎え撃つんでしょ?
「楽園」と呼ばれる 前半の海に戻さない様に。
そういった展開が待っているからこそ
海軍本部の位置を変えたんだと思うんです。
魚人島とジョイボーイの事もあります。
滅ぼすと予言されていたルフィが戻るのは明らか。
魚人島の手前で 海軍は待ち受ける必要があるのでしょう。
そして、
前半の 「楽園」と呼ばれる海には、
冒頭の 海底の楽園(魚人島)に行く為に
必ず 通らなければならないという
フロリアン・トライアングルと同様の
三角地帯が存在しています。
この海域こそ、
地上の楽園と 仮に名付ける
かつての巨大な王国であり、
ラフテルへと至る三角地帯ではないか?
こう考えるんです。
続けて考えたいと思います!
地上の楽園というべき場所(島)はあったと思うんです。
それが 消失した ある巨大な王国であり、
伝説の島であるラフテルと絡んでるのだと。
それがあった場所、 その海ってのが、
世界の中の グランドラインという海であり、
だからこそ グランドラインを楽園と呼ぶ者がいる。
また、
グランドラインの中でも 前半の海こそが
楽園のあった場所だからこそ
グランドライン前半の海を楽園と呼ぶのだと思うんです。
ある巨大な王国という 楽園の名残が
海の呼び名として 知らず知らず伝説と結び付きつつも、
今は跡形も消えてしまった為に
後半の海に比べての楽園という
新たな解釈としての呼び名に なってしまっている。
ありがとうございました!!!
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